社員旅行あるいは職場旅行を職場のコミュニケーションの活性化に活用しようという企業が増えています。景気の衰退で多くの企業が社員旅行を取りやめていましたが、会社の一体感や仲間意識の低下を改善する策として、社員同士が直接顔を合わせ、さまざまな共通体験をしながら過ごす時間をシッカリと設けることで企業文化の共有化を計ろうとしています。
とりわけ、バブルの崩壊後から長期雇用や年功序列の社内システムが崩壊し、非正規雇用や派遣社員などが加わった職場構成では、働く人々の多様化が急速に進み、社風などの伝統が継承されにくくなっており、様々なヒズミの解消が課題となっていました。
ただし、旧来型の飲食メインの宴会モードでは、マンネリ化と不参加者の増加を招くばかりなので、福利厚生の一貫と言えども、参加者の意見を上手に取り込んだ社員旅行/職場旅行のプランを求める声も多くなってきました。
昨今の傾向として、社員旅行に参加したがらない社員が増加する今だからこそ、参加するjことに価値のある、従来型の福利厚生ではない社員旅行/職場旅行の実施をおススメします。
そのテーマとしては、「社員同士のコミュニケーションの活性化」や「若手スタッフの組織へのと意識づけ」、そして、「チーム力の向上」などが挙げられます。
助成金を上手に活用した研修形式での著名工場施設への「視察旅行」などは、自社の業務を見直すきっかけとなり、一人ひとりのスキルアップに効果があります。