従業員(労働者)が自己啓発に取り組んだ際に事業主が負担した訓練経費や訓練中の賃金について助成金が受けられます。
平成29年4月1日から「キャリア形成促進助成金」が名称を変更し、「人材開発支援助成金」となりました。この助成金は、職業訓練などを実施する事業主に対して訓練の経費や訓練中の賃金を助成し、従業員の職業能力の開発や向上などキャリア形成の効果的な促進を目的としています。
◆キャリア形成支援制度導入コース
・定期的な「セルフ・キャリアドック制度」を導入した場合に助成されます
「セルフ・キャリアドック制度」とは、従業員(労働者)に対しジョブ・カードを活用したキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングの享受機会を企業サイドが定期的に提供する制度で、年齢や就労年数、役職などの節目に行うものとし、就業規則または労働協約に制度として規定(明記)することが求められています。
・セルフ・キャリアドック制度を導入する主なメリットは
従業員(労働者)が自分自身の働き方や能力開発の目標・計画を考え、それに即して働こうという意欲を高めるサポートを企業サイドが定期的に行うことで、「仕事への主体的な取り組み」や「離職率の低下」、「実施に要する費用の軽減」が挙げられます。
制度にはこの他に「職業能力検定制度導入コース」もございます。
詳しい情報は「厚生労働省の関連ホームページ」をご覧ください